【新唐人2014年11月15日】9日午前、湖南省衡陽(こうよう)市衡東(こうとう)県高湖鎮羊角村の57歳の女性が山でお茶の実を採取していた時に、イノシシ狩りをしていた市の公務員に、猟銃で撃たれ、死亡しました。
中国メディア「新京報」の報道によると、衡東県高湖鎮羊角村(ようかくそん)の村民、羅運英(ら うんえい)さんが9日午前8時過ぎに山にお茶の実の採取に行ったきり、帰宅しませんでした。当日の午後、山で血を流して亡くなっているのを、家族が発見しました。昼ごろ、衡陽市食品薬品監督管理局蒸湘(ぞうしょう)支局の職員、肖衛東(しょうえいとう)が警察に出頭しました。警察は過失致死の疑いで、肖衛東を刑事拘留しました。
報道によると、事件発生からすでに数日経過していますが、地元当局による正式な発表はないそうです。
高湖鎮村民 戴さん
「茶実を採取していたら、猟に来ていた人がイノシシと勘違いし、2発撃ちました。1発目は胸部に当たり、2発目は頭を貫通しました」
報道によると、14日、湖南省衡東県警の責任者は、農婦を射殺した猟銃は肖衛東が不法に所持していたものであると示しました。
高湖鎮村民 戴さん
「以前は猟銃証明書があれば、狩猟ができましたが、今は猟銃の使用が禁止されています。彼らは法律を知りながら、法を犯しています」
「新京報」によると、事故当日、「衡陽」ナンバーの車3台が村に入り、十数人が山で猟を行っていました。うち数人は地元の公務員で、事件当時、一頭のイノシシを追っていました。
新唐人テレビがお伝えしました。
http://www.ntdtv.com/xtr/b5/2014/11/15/a1154311.html (中国語)
(翻訳/坂本 ナレーター/村上 映像編集/李)